令和6年度 金沢工業会福井支部総会

開催日:令和6年7月27日(土)

場 所:アオッサ

参加者:本部(金沢大学):3名、福井支部会員:31名、来賓:1名、 計35名

概 要:

令和6年7月27日(土)、アオッサ(JR福井駅東側)にて、金沢工業会福井支部総会(福井支部は、2年に1回支部総会開催)を開催しました。

当日は、金沢工業会本部から、喜成年泰理事長をはじめ各学科の先生方合計3名、会員31名に出席いただきました。

総会に先立ち堂前支部長(電子 昭和57年卒)から挨拶を述べ、その後、喜成理事長からご挨拶をいただきました。 喜成理事長からは、金沢大学の新学域(融合学域)設置に伴い、理工学域より多くの先生がそちらに移動されたこと、今後の動向など大学及び工業会の近況についてお話を伺いました。

総会議事として、令和4、5年度活動報告と会計報告、令和6〜8年度活動計画(案)と予算(案)及び次期(令和6〜8年度)の福井支部長など役員改選(案)を報告し、どの議案も出席者の拍手多数で承認されました。 新支部長には、堀氏(機械 昭和57年卒)が選任され、新支部長のご挨拶と副支部長及び各系幹事の紹介により福井支部の総会が終了しました。

その後、特別講演会が開催されました。福井支部の講演会は、参加会員の方々に幅広い見識を広げていただけるよう毎回様々な分野の題材を選定しています。 今回は、「福井=恐竜」と全国的にも有名になった恐竜に関して、福井県立大学恐竜学研究所准教授 兼 福井県立恐竜博物館研究員の河部壮一郎氏による “デジタル技術を用いた恐竜研究” という演題で講演いただきました。 河部氏は愛媛県に生まれ東京大学大学院博士課程を修了され、専門は脊椎動物の比較形態学、特に鳥類を含む恐竜や哺乳類の脳形態についての研究をされております。 講演では、恐竜ってどんな動物? 恐竜の仲間わけ という基本的な話から、CT画像を用いた恐竜の脳の研究により何がわかるかなど専門的な話まで楽しくご紹介いただきました。 講演終了後には質問も多く出て、途中で打ち切りとせざる負えない状況となりました。

総会後に開催した懇親会は、金沢工業会本部からの先生方3名に会員31名、来賓としてご参加いただきました法経文同窓会福井支部の村田支部長を加えた35名に参加いただきました。 堀新支部長の挨拶に続いて、来賓および深田理事の挨拶、そして本田理事による乾杯のご発声により開宴となりました。 今回、異なる学科間の交流促進を考慮し、テーブルは学科に関係なく卒業年の近い方が集まるように配席しました。 また、利き酒コーナーとして、福井、石川の名酒・ワイン、福井県ご当地ドリンクの「さわやか」等のソフトドリンクを取り揃え、より楽しんで頂けるようにしました。 途中、先生方から金沢大学の近況報告をお聞きし、恒例のビンゴゲームも開催され、賞品の当たりはずれ、こぎみよい司会もあいまって大いに盛り上がりました。 最後に、校歌を斉唱し、参加された最年長会員の竹林氏(機械 昭和50年卒)による万歳三唱で締めくくり、金沢工業会の発展と2年後の福井支部総会での再会を誓ってお開きとなりました。

福井支部会計庶務幹事 越後 直之(電情 平成6年卒)


参加者全員で記念撮影