平成21年度 金沢工業会茨城支部総会  

 2010年11月13日(土),金沢工業会茨城支部総会が母校より前川幸次先生をお迎えして笠間 山の荘にて開催された。今回は従来と趣向を変え, 総会前に笠間焼手捻り体験のイベントを実施し,童心に帰り土と戯れるひと時を過ごした。

 総会は先ず司会の石原篤氏(電気・情報,平成4卒)の開会宣言に始まり,続いて大山 一浩氏(電気,昭和53卒)の支部長挨拶。内容は金沢工業会茨城支部の状況と今年度の成果,今後の課題であった。次に前川幸次先生に御挨拶を頂き,金沢大学の近況として2011年には新学域・学類で学んだ最初の学生が4回生となり,さらに2011年度中には新しい学生寮が角間キャンパス傍に建設されるなど,新しい動きを紹介頂いた。一方,城内キャンパスを偲ぶイベントとして11月6日には「金沢大学誕生の地」の石碑除幕式が金沢城址公園にて行われたそうで,これは2012年の創基150年に向けた記念事業の一環とのこと。また,学友支援室の設置による卒業生支援や同窓会の組織化の話題, 産学連携による博士人材の育成や,理工学域に最先端研究センタを設立すること,また,国際交流として留学生受け入れの話題や,近日開催されるシンポジウムにて国際共同研究がテーマとなっていることなどをお話し頂いた。

 興味深い話題に名残惜しいところであったがその後会場を移し,助田正己氏(電気,昭和45卒)の乾杯の音頭にて懇親会がスタート。目の前のご馳走と,久方ぶりの再会をつまみにアルコールが進む。参加者みなほろ酔い気分になったところで,参加会員の近況報告に入る。年功序列(?)により加藤洋明氏(電気,昭和31卒)から始まり,山田行雄氏(電気,昭和33卒),島忠夫氏(電気,昭和36卒),と続き,参加者からの質問が飛び交う中,近況等が報告された。その後も参加者間での情報交換が活発に行われ,終了時刻というところで,加藤洋明氏の音頭のもと万歳三唱し,次回総会での再開を誓い合った。しかし,一部関係者は懇親会だけではもの足らず,夜の水戸へと二次会に出かけ,更に情報交換につとめたが,今回の総会の成功を影ながら支えた実行委員メンバーにて反省会と称した祝杯があげられたのはいうまでもない。

(茨城支部)


総会参加者全員にて(2010年11月13日)