平成25年度 金沢工業会東京支部総会

開催日:平成25年9月28日(土)

場 所:霞が関ビル・東海大学校友会館

参加者 本部(金沢大学):11名、東京支部会員:76名 計87名

概要:

平成25年9月28日(土)、霞が関ビル・東海大学校友会館において、加納副会長、岩田理事長ほか先生方11名様をお迎えし、支部会員76名の参加で14時15分より18時まで開催されました。

【総会】

支部長挨拶に続いて加納副会長よりご挨拶をいただき、大学の現状や課題への取組とその進展状況などをお話いただきました。議事においては平成24年度の経過報告・会計報告そして平成25年度事業計画を提案し、それぞれ承認されました。また平成26年度は役員改選期であり、次期支部長の候補者・勝島副支部長を紹介し承認されました

なお、平成25年度行事になりますが「新人歓迎会」を8月28日に初めて実施したことを報告しました。それは前年度の全国支部長会議(平成25年2月)において『若い人たちの同窓会離れの傾向(岩田理事長)』につき対応策を討議し、いくつかの具体案が出された事を受け、その1つとして実施したものでした。

新人参加者数8名(当日は1名欠により7名)は、まずまずの成功であったこと等を報告しました。

【合同講演会・懇親会】

例年のとおり講演会、懇親会は同窓会東京支部。全学合同で行いました。15時からの講演会は 東京工科大学応用生物学部 遠藤泰志教授に【油脂(あぶら)の健康学】と題して、お話しいただきました。油脂はダイエット、メタボ対策上敬遠されがちであるが、必須脂肪酸であるリノール酸・リノレン酸は食物中の油脂から摂る必要があること、ビタミンEやビタミンAなどの大切な成分についても油脂が主たる供給源ということでした。

また、魚の油脂中にあるEPA、DHAは血中の中性脂肪を抑制し、身体に脂肪がつきにくくし、血中コレステロールを下げる注目成分であるということで、食生活のバランスの大切さを改めて気付かされました。最後にリノレン酸、EPA、DHAは加熱に弱いため天ぷらなどの揚げ物のベース油には不向きであること、しかし炒め物などは短時間の加熱なので使用してもよいという話で締めくくられました。

合同懇親会は16時に開会宣言の後、校歌斉唱よりスタートし、各同窓会代表、来賓の紹介につづいて金沢大学学長 中村信一様の挨拶、金沢工業会副会長 加納重義様の乾杯と進行しました。参加数約170余名(工業会;84名)とたいへん大人数が歓談する中、またたく間に18時の定刻となり薬学部関東同窓会会長 ・大島武史様の中締めで終了となりました。

総会終了後も多くの方が学科別の2次会にも参加され、会員各位には幅広くあるいは懇意に交流できたことと思っています。その一方において昨年度初めて参加された方のリピート参加が少ないという一面もあり、総会の進め方を参加した皆さんにとって、さらに楽しく意義あるものとなるよう検討していく必要があると幹事一同考えております。

東京支部長 齋藤哲美(工化46)


東京支部総会:加納副会長挨拶
東京支部総会の模様
講演会の模様
懇親会:学長挨拶
懇親会:寮歌斉唱