平成25年度 金沢工業会静岡支部総会

開催日:平成25年10月12日(土) 16:00〜20:30

場 所:浜松ホトニクス株式会社 千歳分室(米半ビル) /浜松市

参加者 本部(金沢大学):1名、静岡支部会員:24名 計25名

概要:

総会冒頭、金沢工業会理事長 岩田佳雄先生(機械UM昭53)から金沢大学の現状のご紹介をいただいた。

・理工学域の6つの学類の各コース名称。

・2013年度科研費採択件数ランキングで金沢大学が257件で、17位。

・旧工学部 小立野キャンパスが2007年から閉鎖、廃墟となっており、周辺住民の皆様からの苦情もあり、本年度から解体(取り壊し)を開始。

など、角間キャンパスや小立野キャンパスの写真と共にお話しいただいた。

また西河会長より、静岡支部状況について「総会員数598名で、西部地区が50%、機械精密系が43%と最も多い。企業別ではヤマハ発動機が最も多い。」との報告があった。

続いて、支部役員改選が行われ、支部長を西河雅宏さん(機械M昭57)から山田剛弘さん(土木昭56)に引き継ぐ案など、全員の承認を得た。その他、次回開催予定(平成27年10月頃 中部・静岡市にて開催)を確認した。

続いて、浜松ホトニクス株式会社 常務取締役 中央研究所長 原勉さん(電気昭51)に、「光技術で何ができるか?」についてご講演いただいた。概要は以下の通り。

・16個の素粒子とビックス粒子(質量の基)の話。

・光学の歴史 の話。

人間の目は素晴らしい(20世紀まで目が唯一の光検出器)。

光学機械は17世紀移行の400年で発展してきた。

1926年 高柳健次郎 テレビ発明

1953年 浜松ホトニクス 初代社長 堀内平八郎 他5名で「浜松テレビ」設立。

・浜松ホトニクス伝統の“「和」の心”の話。

・光電管の原理の話。光が入ると電子が出る。電子が入ると光が出る。

・ライフホトニクスの話。吾唯足知(われ ただ たるを しる)

・光コンピューター(光を使って「考えるコンピューター」)はできないか

「複雑系を解明したい」という想いで研究している。医学、生物学で応用。

ロボットの目として、重心の位置をカメラで捉えて瞬間的にロボットをミリ秒制御。

引き続き、懇親会を行い、金沢から「第7ギョーザ」を取り寄せて焼いて、皆で懐かしい味を堪能したり、鶴来町のお酒「萬歳楽」を飲んだり、時間を忘れて語り合った。また「時代」をテーマに出席者から「金沢の思い出」などを頂き、“光るギター”のカラオケ演奏に乗せて、「時代(中島みゆき)、「少年時代(井上陽水)」、「青春時代(森田公一)」を歌って大いに盛り上がった。最後は恒例の「金沢大学校歌」と「四高寮歌」を歌って〆となった。

以上

(静岡支部 幹事 旭)


静岡支部総会の講演会
懇親会の模様(その1)
懇親会の模様(その2)