平成26年度 金沢工業会福井支部総会

開催日:平成26年7月19日(金)

場 所:アオッサ

参加者:本部(金沢大学):6名、東京支部会員:39名、計45名

概 要:

平成26年7月19日(土)、アオッサ(JR福井駅東側)にて、金沢工業会福井支部総会(福井支部は、2年に1回支部総会開催)が開催されました。

当日は、金沢工業会本部から、岩田佳雄理事長をはじめ各学科の先生方6名、会員39名の出席がありました。

総会に先立ち堀支部長(電気昭和49年卒)から挨拶がありました。その後、岩田理事長からご挨拶をいただきました。岩田理事長からは、山崎新学長が就任され「スピード感のある改革」をめざされていることや、旧小立野キャンパスにある建屋が今年中に撤去されてしまうこと、など大学及び工業会の近況についてお話を伺いました。

総会議事として、平成24、25年度活動報告と会計報告、平成26、27年度活動計画(案)と予算(案)及び次期(平成26、27年度)の福井支部長など役員改選(案)の報告があり、どの議事も会場いっぱいの拍手で承認されました。議論の中では、2年ごとの総会開催に対して、毎年開催してはどうかという意見が出され、次期役員への課題として持越しされました。新支部長には、川谷氏(元副支部長、機械昭和54卒)が選任され、新支部長のご挨拶と副支部長及び各系幹事の紹介により福井支部の総会が終了しました。

その後、特別講演会が開催されました。福井支部の講演会は、通常工学的でない分野の題材を選定しており、今回は、福井大学教育地域科学部助教の田中志敬氏による “県都デザイン戦略に伴う足羽山・足羽川空間再形成基本構想” という演題で講演いただきました。田中氏は、愛媛県松山市のお生まれで同志社大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得後退学(社会学修士)し、前職は京都市景観・まちづくりセンターで地域まちづくり支援に携わっておられました。現在は、福井大学の地域共生プロジェクトセンタ助教で、福井県内の校区自治会・公民館向けワークショップ・講演活動や足羽山・足羽川周辺空間再形成基本構想委員会の副委員長など、市民ワークショップコーディネータや福井まちづくりセンターワークショップ企画運営など多方面にご活躍されています。講演では上記委員会で検討された基本構想の配布資料を基に、それを策定するに至った福井市を取り巻く現状と、将来の国体開催・新幹線の延伸など踏まえて駅前開発と足羽山・足羽川周辺を含めたハードとソフトの整備プラン)について、委員会での活動裏話を中心に紹介いただきました。

講演会に引き続き開催された懇親会は、法文経同窓会福井支部顧問の林氏を来賓としてお迎えし、講師の田中氏や2名のお子様含めた49名が参加されて、岩田理事長の乾杯のご発声により開宴となりました。テーブルは学科毎に配席し、各科の先生にそれぞれ着席いただきました。 途中、来賓の先生方から各学科の近況報告をお聞きしながら、楽しいひとときを過ごしました。最後に、校歌を斉唱し、参加された最年長会員の後藤氏(機械 昭38年卒)による健康管理についてのお話と一本締めで締めくくり、金沢工業会の発展と2年後の福井支部総会で再会を誓ってお開きとなりました。

福井支部会計幹事 加藤俊一(電子 昭和56卒)


@総会 堀支部長挨拶
A総会 岩田理事長挨拶
B田中氏特別講演
C懇親会
D記念撮影