平成27年度 金沢工業会石川支部総会

開催日:平成27年11月14日(土) 総  会 16:00〜16:30
                                記念講演 16:40〜17:50
                                懇 親 会 18:00〜20:00

場 所:金沢東急ホテル

参加者:本部(金沢大学)21名、特別講師1名、名誉会員2名、一般会員78名、 計 102名

概 要:

平成27年11月14日(土)、金沢マラソンの前日で県外から多くの方々が見えられ、金沢のまちも賑わっている中、石川支部総会が香林坊の金沢東急ホテルで開催されました。

石川支部総会では、大深支部長(土木S41)及び、ご来賓を代表して加納副会長の挨拶の後、平成26年度決算、平成27年度予算、平成28年度支部役員の報告が行われ、吉村次期支部長(工化S56)の挨拶で閉会となりました。

引き続き記念講演では、前金沢市長、石川県中小企業団体中央会会長の山出保氏から、「北陸新幹線金沢開業とまちづくり」と題して、ご講演をいただきました。

(1) 金沢の歴史、地勢

  1583年前田利家が金沢入城後、戦争経験なし。金沢は「歴史に責任を持つべきまち」。また、金沢港−金沢駅−武蔵―香林坊につながる都心軸、駅西地区の新都心、金沢外環状道路の整備

(2) まちづくりの基本

  「保存と開発の調和」「伝統と現代の共存」。金沢は「昔もあって、今もあるまち」

(3) 歴史・伝統の保存

  金沢城公園の整備、ひがし茶屋街・寺町寺院群などの重点伝統的建造物群保存地区の選定、近江町市場の暮らしの中の景観・雪吊りの生業の中の景観など重点文化的景観の選定、

(4) 現代の創造

  金沢21世紀美術館、金沢市民芸術村、金沢駅東広場、金沢駅西広場の整備、鈴木大拙館などの現代の建築

(5) 金沢の文化、工芸、産業

  基本的に「伝統に創造の営み」が金沢の文化を創造。2009年にユネスコのクラフト創造都市登録、ニッチ企業への進展

(6) 金沢港の振興

  2007年コマツが操業し、国際物流拠点港へ。港から観光地が近くクルーズ客船の誘致

(7) 北陸新幹線の金沢開業

  観光のあり方や個性と魅力を活かす、「金沢らしさ」とは、「親しみ」「癒し」「こだわり」「思いやり」

懇親会は,大深支部長の挨拶に続いて、山崎学長より学内改革の状況や将来構想などをご紹介いただいた後、岩田理事長の乾杯で始まりました。また、アトラクションとして、金沢大学Modern Jazz Societyによる演奏で、懇親会に華を添えていただきました。来賓の方々をはじめ、記念講演講師の山出氏にもご出席をいただき、華やいだ雰囲気のなか、出席者は思い思いに旧交を温め、交流とネットワークを深めながら楽しいひとときを過ごしました。

最後に、カレッジソング・金沢大学校歌の大合唱の後、吉村次期支部長の万歳三唱で閉会となりました。

今回、金沢工業会をはじめ関係各位のお力添えにより、多くの方にご参加いただき、無事に総会を終えることができました。ここに厚く御礼申し上げます。

石川支部事務局 駒田 秀一(土建平元) 


@総会:大深支部長の挨拶
A総会:加納副会長の挨拶
B総会:吉村新支部長の挨拶
C記念講演「北陸新幹線金沢開業とまちづくり」講師:山出保 氏
D懇親会:山崎学長の挨拶
E懇親会:岩田理事長の乾杯挨拶
F懇親会:Modern Jazz Society
G懇親会:カレッジソング・校歌斉唱