平成28年度 金沢工業会東京支部総会報告

開催日:平成28年9月24日(土)13:30〜18:00

場 所:東海大学校友会館

参加者:本部(金沢大学):8名、東京支部会員:50名  計58名

概 要:

平成28年9月24日(土)、霞が関ビルの東海大学校友会館において、上杉 副会長、岩田理事長ほか先生方8名様をお迎えし、支部会員50余名の参加で13時30分より開催されました。

【総会】

支部長挨拶に続いて上杉副会長よりご挨拶をいただき、大学の現状や課題への取組とその進展状況などをお話いただきました。議事においては平成27年度の経過報告・会計報告そして平成28年度事業計画を提案し、それぞれ承認されました。報告事項として、通信費削減に向けて来年度からは往復はがきでの総会案内を止め、工業会誌にFAX用紙を差し込む考えを報告しました。

【合同講演会・懇親会】

例年のとおり講演会、懇親会は東京支部全学合同で行いました。14時30分からの講演会は 小松製作所の迎野執行役員様(S55工学部機械工学科卒)に「コマツのものづくり」と題してお話いただきました。内容は、 @コマツの概要、業績推移、取扱い商品、コマツのDNAを活字化したコマツウェイを紹介しながらコマツの全体像を紹介。 Aコマツの成長の礎となっているダントツ商品やそれを支えるコンポーネント開発、生産技術開発との連携を素材にコマツの商品戦略の考え方を紹介。 Bコマツのビジネスモデル転換のトリガーとなった『KOMTRAX』と『AHS(無人ダンプトラック運行システム)』を紹介しながら、どのような切り口から顧客にとっての新しい価値を創造しビジネスモデル化したかを紹介。 C次の成長戦略として取り組んでいる情報化建機の紹介及びそれらを活用した情報化施工とSmartConstructionへの取り組みについてその背景や効果、コマツが目指す方向性と今後の開発戦略について紹介。 参加人数は工業会を始めとする総勢140名を超すほどで大変興味深く拝聴しました。

合同懇親会は16時に開会宣言の後、校歌斉唱よりスタートし、各同窓会代表、来賓の紹介につづいて、同窓会を代表して法・経・文同窓会東京支部長 中川了滋様のご挨拶、来賓を代表して金沢大学学長 山崎光悦様のご挨拶と進行しました。参加数145名(工業会56名)とたいへん大人数が歓談する中、またたく間に18時の定刻となり金沢工業会東京支部長の私勝島の中締めで終了となりました。

合同懇親会終了後には、金沢工業会だけでの2次会を、同ビルB1階の居酒屋「文蔵」で開催し41名の参加者の中、賑やかな時間を過ごしました。会員各位におかれては幅広く交流できたことと思っています。今後さらに楽しく意義あるものとなるよう幹事一同考えて参ります。

東京支部長 勝島洋一(物質化学工学科H2)