平成29年度 金沢工業会静岡支部総会

開催日:平成29年9月30日(土)16:00〜20:00

場 所:ホテル昭明館(おんふらんす) 三島駅前

参加者:本部(金沢大学):1名、静岡支部会員:26名  計27名

概 要:

平成29年9月30日(土)、ホテル昭明館(三島)にて、金沢工業会静岡支部総会が開催されました。

当日は、金沢工業会本部から、五十嵐心一先生(会計理事)と、静岡支部会員26名の出席がありました。

総会の冒頭において、山田支部長(土木昭56卒)より挨拶があり、静岡支部の状況報告、役員改選、会計報告がなされました。静岡支部の状況は、「総会員数649名で、西部・中部・東部に会員が分かれる、機械精密系が45%と最も多いが、今回の支部総会は機械系、土木建設系の参加者が多い」ことが報告されました。また、支部役員改選では現役員が継続すること、平成27年度会計報告(案)の承認を得ました。その他、次回開催予定(平成31年10月頃、西部・浜松市にて開催)を確認しました。

続いて、五十嵐理事より御挨拶を頂きました。五十嵐先生からは理工学域の見直しについての話を中心に大学の近況などについてお話しを伺いました。参加者の半分以上を占める昭和の卒業生にとっては驚きと大学の改革が実感できるお話でした。

その後、講演会が開催されました。今回は、開催地の三島を拠点として市民活動で広く活躍されている渡辺豊博様(グラウンドワーク三島専務理事)をお招きして「グラウンドワーク三島の先進的まちづくり」についてお話しいただきました。グラウンドワーク三島は中間支援組織のNPOとして、三島市を中心に市民・行政・企業を結びつけ協働によるまちづくりを実践している団体です。設立から25年経過していますが、市内の63箇所で環境改善のプロジェクトを実践してきました。代表的な事例として、市内の中心を流れる源兵衛川の再生のプロセスを説明していただきました。源兵衛川はその活動が認められ、昨年11月に「世界かんがい施設遺産」として国内では21番目に登録されました。今では三島市の観光資源として地域の活性化に大いに貢献しています。新しいビジネスモデルである「市民と行政と企業の協働による社会的ビジネスの創業」についてわかりやすく具体的に説明していただきました。これからの市民団体やNPOは、稼ぎ設けることができる「市民ビジネス」を創業、起業して、「社会的企業」として発展・成長すべきであると熱く語られました。

懇親会に移り、朝比奈副支部長(機械昭54卒)の乾杯の発声により会が始まり、会の途中には自己紹介でそれぞれの近況報告を聞き、村松武様(土木昭49卒)による余興もあり盛大に盛り上がりました。支部会員同士で交流を深め、金沢のお酒を味わいながら楽しいひとときを過ごすことができました。

最後は、恒例の「金沢大学校歌」、「四高寮歌」を歌い、大先輩の蜷」宜浩様(機械昭43卒)による一本締めにて閉会となりました。

以上

(静岡支部 杉村)


@総会:記念撮影
A総会:山田支部長挨拶
B総会:五十嵐理事挨拶
C講演:グランドワーク三島 渡辺専務理事
D懇親会:乾杯
E校歌&四高寮歌