平成29年度 金沢工業会東京支部総会報告

開催日:平成29年9月30日(土)13:30〜20:00

場 所:東海大学校友会館

参加者:本部(金沢大学):8名、東京支部会員:55名  計63名

概 要:

平成29年9月30日(土)、霞が関ビルの東海大学校友会館において、上杉副会長、千木理事長ほか先生方8名様をお迎えし、支部会員50余名の参加で13時30分より開催されました。

【総会】

支部長挨拶に続いて、来賓代表として上杉副会長よりご挨拶をいただき、大学の現状や取組などをお話いただきました。議事においては平成28年度の事業経過・会計報告そして平成29年度事業計画を説明し、それぞれ承認されました。報告事項として、役員交代の件、および総会出欠FAX用紙の会誌への差し込みを来年度も継続する考えを報告しました。

【合同講演会・懇親会】

例年のとおり講演会、懇親会は東京支部全学部合同で行いました。14時30分からの講演会は、(株)伊藤喜三郎建築研究所の鈴村取締役環境技術本部長様(S51工学部化学工学科卒)に「少子高齢多死社会〜病院建築設備設計者が思うこと〜」と題してお話いただきました。誰もが迎える高齢化と死。日本は世界に類を見ないほどのスピードで高齢多死社会に突入しており、死ぬ場所が自宅か病院か、はたまた介護施設か。日頃通っている「病院」のことを私たちは意外と知らない。鈴村氏が自身の経験を通じて病院建築を取り巻く環境変化(感染対策、BCP、最新医療など)を70 枚近いスライドを使い、病院建築の設備設計者からみた「病院」をわかりやすく講演して頂きました。

合同懇親会は、16時10分に開会宣言の後、校歌斉唱よりスタートし、各同窓会代表の紹介につづいて、同窓会を代表して金沢工業会東京支部長からご挨拶をしました。来賓には山崎学長をはじめ先生方や東京四高会の方など26名をお招きし、総勢150 名を超える会となりました。山崎学長による来賓代表のご挨拶では、H29年度の世界トップレベル研究拠点に東京大学と金沢大学の2拠点が採択された誇らしい報告と共に、山崎学長のもとで挑戦と改革をし続ける大学現場の様子が紹介されました。会の最後は参加者が一体となった南下軍の歌で締めくくり、例年以上に賑やかで盛り上がった合同懇親会を終えました。

合同懇親会終了後には、金沢工業会だけでの2次会を、同ビルB1階の居酒屋で開催し40余名の参加者の中、賑やかな時間を過ごしました。会員各位におかれては幅広い交流ができたことと思っています。今後さらに楽しく意義あるものとなるよう幹事一同考えて参ります。

東京支部長 勝島洋一(物質化学工学科H2)