平成30年度 金沢工業会福井支部総会

開催日:平成30年7月21日(土)13:30〜

場 所:アオッサ

参加者:本部(金沢大学):7名、福井支部会員:39名  計46名

概 要:

平成30年7月21日(土)、アオッサ(JR福井駅東側)にて、金沢工業会福井支部総会(福井支部は、2年に1回支部総会開催)を開催しました。

当日は、金沢工業会本部から、千木昌人理事長をはじめ各学科の先生方合計7名、会員39名に出席いただきました。

総会に先立ち上山支部長(化学 昭和51年卒)から挨拶を述べ、その後、千木理事長からご挨拶をいただきました。千木理事長からは、金沢大学の学科再編や入試改革、旧小立野キャンパスの今後の動向など大学及び工業会の近況についてお話を伺いました。

総会議事として、平成28、29年度活動報告と会計報告、平成32年度に全国総会と福井支部総会を兼ねて開催するとする平成30〜32年度活動計画(案)と予算(案)及び次期(平成30〜32年度)の福井支部長など役員改選(案)を報告し、どの議案も出席者の拍手多数で承認されました。新支部長には、増永氏(土木 昭和61年卒)が選任され、新支部長のご挨拶と副支部長及び各系幹事の紹介により福井支部の総会が終了しました。

その後、特別講演会が開催されました。福井支部の講演会は、参加会員の方々に幅広い見識を広げていただけるよう工学以外の分野に題材を選定しています。今回は、福井県敦賀市内にある金崎宮宮司の田村典男氏による “金ケ崎の歴史と金崎宮” という演題で講演いただきました。田村氏は、滋賀県のお生まれで皇學館大学を卒業された後、多賀大社(滋賀県)を経て、敦賀市の金崎宮に宮司として着任されました。明治26年に創建された、氏子がない比較的新しい宮であり、金崎宮を盛り立て、市民との繋がりを結ぶさまざまな活動に取り組まれています。講演では、神社の体系から金崎宮の設置に至った時代背景、そして近年の金崎宮の市民への浸透にかける発想豊かで思いのこもった取組みを、「花換えまつり」の復活や太平記から戦国時代にいたるまでの金ヶ崎の歴史などの裏話を挟みながら楽しくご紹介いただきました。

総会後に開催した懇親会は、金沢工業会本部からの先生方7名に会員39名、来賓としてご参加いただきました法経文同窓会福井支部の小林幹事や田村講師を加えた48名に参加いただきました。増永新支部長の挨拶に続いて、来賓および千木理事長の挨拶、そして乾杯のご発声により開宴となりました。テーブルは学科毎に配席し、各科の先生にそれぞれ着席いただきました。 途中、先生方から各学科の近況報告をお聞きしながら、楽しいひとときとなりました。また、懇親会では前回好評のビンゴゲームを今回も行いました。賞品の当たりはずれ、こぎみよい司会もあいまって大いに盛り上がりました。参加者皆さんには大学ゆかりの賞品を持ち帰っていただきました。最後に、校歌を斉唱し、参加された最年長会員の西川氏(電気 昭和40年卒)による万歳三唱で締めくくり、金沢工業会の発展と3年後の全国総会兼福井支部総会での再会を誓ってお開きとなりました。

福井支部会計幹事 酒井 忠彰(化学 平成元年卒)



「 参加者全員で記念撮影」