平成30年度 金沢工業会長野支部総会

開催日:平成30年11月10日(土)

場 所:長野県教育文化厚生協会

参加者:本部(金沢大学):1名、長野支部会員:17名、計18名

概 要:

長野支部総会は、平成30年11月10日(土)に長野市内貸会議室およびホテルにおいて開催されました。金沢工業会からは庶務理事の多田先生(理工学域機械工学類教授)にお越しいただき、長野地域や松本地域から集まった平成27年卒から昭和48年卒の会員、計17名が出席しました。

長野支部総会は長野市と松本市において交代で毎年開催されており、今年は長野市開催となりました。今年も、恒例となりました、自由参加のワイガヤ・フリートークを設けました。今回は、石川門、兼六園、ひがし茶屋街、長町武家屋敷等の金沢市内観光名所の大型写真パネルや金沢大学写真集、昭和の金沢写真集等の展示等、あの頃にタイムスリップするような演出がなされる等、長野支部総会を“皆様がホっとできる、居場所のような会”にしたいという支部長の仕掛けに、参加者の気持ちが徐々に打ち解けてゆきました。

総会は、原野氏(電情 平3)の司会で始まりました。青木支部長(電気 昭55)の挨拶の後、来賓の多田先生からご挨拶をいただきました。議事は、千原氏(土木 昭50)が議長となり、金沢工業会長野支部規則の確認の後、本年度の活動報告、長野支部収支、監査報告、次いで、2019年度長野支部予算と役員の説明がなされ、出席者の拍手をもって承認されました。

続いて、藤井氏(精密 昭59)の司会により講演会に移りました。最初の講演は、長野県の山内氏により「男女共同参画社会の実現に向けて」が行われました。男女共同参画社会とは、男性の職業や役職を女性が代わるのではなく、男女が共に社会の様々な役割に参加することで、男女が共に協力することが基本であること、「男は仕事、女は家庭」から「男も女も、仕事も家庭も」であり、少子高齢化の日本を救うカギは「男性の家事」である等の説明があり、男女共同参画に対する理解が深まりました。なお、講師の山内氏は金沢大学法文学部卒業生とのことで親近感ある講演会となりました。

次のご講演は、多田先生により「金沢大学の最新動向」についてご説明がありました。冒頭、多田先生の最近のご研究の紹介を頂き、その後、金沢大学の最新動向として、新学類体制(現行の6学類から7学類への改組)の概要他、さらに、グローバル人材を育成するための金沢大学<グローバル>スタンダードの取組状況他についてお話をいただき、金沢大学が全国でもトップクラスの活動を展開していることに感慨を受けました。

講演会終了後、ホテル犀北館へ場所を移動し懇親会を開催しました。記念写真撮影後、児玉氏(機械 昭53)の司会で懇親会となりました。青木支部長挨拶後、多田先生の乾杯で開始されました。懇親会の中程、新規参加者4名を含む会員17名の近況報告がなされました。懇親会も終盤に入り、恒例の金沢大学校歌合唱により参加者の心は一つになりました。最後は、鈴木氏(工化 昭50)による金沢工業会の益々の発展を祈念して一本締めにて閉会となりました。

金沢工業会をはじめ多くの方々のご支援をいただき、今年も無事長野支部総会を開催することができました。ありがとうございました。

来年は、松本での開催となります。皆様のご参加をお待ちしています。

長野支部長 青木伸治(電気 昭55)


長野支部総会(多田先生のご講演)
長野支部総会(懇親会会場:ホテル犀北館)
長野支部総会(懇親会での近況報告)
長野支部総会(参加者記念写真)